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【話題の判例】Oct.2023 更新のお知らせ
2023/10/10

話題の判例とは


新聞記事などで報道された話題性の高い判例をウエストロー・ジャパン編集部が選りすぐってご紹介しております。

New 話題の判例3件UP!


臨時国会召集に係る憲法53条違憲国家賠償等請求事件(上告審)(令和5年9月12日最高裁第三小法廷)
文献番号 2023WLJPCA09129001
◆憲法53条後段の規定により国会の臨時会の召集を決定することの要求をした国会議員は、内閣による上記の決定の遅滞を理由として、国家賠償法の規定に基づく損害賠償請求をすることはできないとされた事例
https://www.westlawjapan.com/case_law/2023/20230912.html


地方自治法第251条の5に基づく違法な国の関与(是正の指示)の取消請求事件(令和5年9月4日最高裁第一小法廷)
文献番号 2023WLJPCA09049001
◆法定受託事務に係る申請を棄却した都道府県知事の処分がその根拠となる法令の規定に違反するとして、これを取り消す裁決がされた場合において、都道府県知事が上記処分と同一の理由に基づいて上記申請を認容する処分をしないことは、地方自治法245条の7第1項所定の法令の規定に違反していると認められるものに該当する
https://www.westlawjapan.com/case_law/2023/20230904.html


キャンセル等不可のテーマパークチケットに係る消費者契約法による差止請求事件(令和5年7月21日大阪地裁)
文献番号 2023WLJPCA07219001
◆1 テーマパークのチケット販売についての規約中の、一定の場合を除いて購入後のチケットのキャンセルをすることができない旨の条項は、消費者契約法9条及び同法10条に規定する消費者契約の条項に該当しないとされた事例
◆2 テーマパークのチケット販売についての規約中の、チケットの転売を禁止する旨の条項は、消費者契約法10条に規定する消費者契約の条項に該当しないとされた事例
https://www.westlawjapan.com/case_law/2023/20230721.html

【法分野】憲法(①)、行政(②)、消費者契約法(③)
【対象】弁護士、研究者(①、②、③)、立法府、官公庁(①)、地方公共団体(②)、企業(③)等

本件は、報道等でも非常に話題になった注目の判例です。

①臨時国会召集せず違憲の裁判 判断せず上告退ける 最高裁 | NHK | 国会
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230912/k10014193251000.html

②辺野古工事めぐる裁判 沖縄県の敗訴確定 最高裁が上告退ける | NHK | 沖縄県
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230904/k10014183141000.html

③USJチケット、キャンセル転売不可は「適法」 大阪地裁 - 産経ニュース (sankei.com)
https://www.sankei.com/article/20230721-AHDN226J2JO37DR3S4XQSQN4OQ/

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【話題の判例アーカイブ】
https://www.westlawjapan.com/case_law/


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